「やりたいことがないのに、進路なんて決められない」と不安を感じていませんか?しかし、焦って「なんとなく」で大学を選ぶと、入学後に後悔してしまうかもしれません。これまで受験をする我が子を見てきた経験をもとに、自分の強みの見つけ方や失敗しない志望校の選び方を、具体的に交えてお伝えします。この記事を読めば、進路のモヤモヤが消え、新しい生活が楽しみになるはずです。ぜひ最後まで読んでいってください。
大学進路が決まらないのは普通?多くの高校生が迷う理由

進路が決まらない悩む一番の理由
高校生が悩む一番の理由は、やりたいことがわからない不安からくるものです。高校入学して学校生活に慣れてくる夏頃、三者面談で「もう進路について話すの?」と思った方も多いはずです。高校1年生でやりたいこと、なりたい職業があることが少数派で、多くの高校1年生が将来のことはわからず進路の話をされてもピンときません。けれども大丈夫。心配な気持ちは高校生の共通の悩みです。今から不安の気持ちを減らして、自分の進路探しをしましょう。
先輩大学生は大学進路や志望校をどのように決めた?
皆さんと同じように現役大学生も進路に悩み、決断して大学生活を送っています。先輩方はどんな悩みを感じたか調べてみました。大学進学はしたいけど目標はない。理系は苦手で文系を選び、その中で広く学べるリベラルアーツ系へ進んだといった消去法で方向を絞ったタイプ。自分の偏差値に近い大学を選択した人、資格取得や仕事のスキルが身につく学科や学部を選んだ声もありました。
「何がしたいかわからない時はどうするべき?」「大学を選ぶ決め手は何か?」皆さんと同じ悩みからスタートしています。悩むことが健全なこと、今から考えれば進路の道標が見えてきます。
大学進路を考える前に知っておきたいこと5選

進路を考える時期になっても、やりたいことが見つからなかったり、将来の夢を描けなかったりする高校生は少なくありません。目標が定まらず悩んでいる人へ、進むべき道が見えないときにどう行動すればいいのか、具体的なヒントを解説します。
大学選びで100点を狙うと進路が決まらない理由
学生はテストで100点を目指しますが、進路選びはそうではありません。なぜなら数学のように答えが一つではないからです。将来を決めて大学へ行くというは素晴らしいですが、やりたいことを探すために大学へ行く人が多数派です。また目標をもって大学へ行き学ぶなかで、新たな興味を見つけて、当初と違う仕事に就く人もいます。進路選びを100点の正解を求めるのでなく、今の自分がベストな選択がとても大切です。
自分診断で好き得意や関心のある分野をみつける
大学を選ぶ前に、まずは自分を深掘りして好きなこと、興味関心がある分野を調べます。案外気づいていない興味やこだわりを発見することがあり、追求していくうちに将来を決めるきっかけになります。簡単診断で今の悩みを整理して考えてみましょう。
文理選択で将来なりたい職業から学科・大学を選ぶ
高校1年の秋には文理選択があり、進路に向けて少しずつ考える機会と選択がでてきます。その時に自分が将来やりたい職業があると、逆算して大学を選びます。自分のなりたい職業に必要なカリキュラムや講師の授業内容、就職実績に注目して大学を選ぶことが一番おすすめな方法です。
大学にかかる費用(学費・奨学金)を知っておく
大学進路を考える際に、費用について知ることも大事です。大学生活4年間でかかる金額は一般的に約500万と言われています。国立、私立や学部でも違いはありますが、大学の費用は教育資金のなかで最も大きな金額です。家庭によって、奨学金の検討が必要な場合もあるので、大学費用について親とよく相談して決めましょう。
大学受験に必要な科目を選択する
大学の主な入試方法は以下3つです。
- 一般選抜:共通テスト・個別テストを受けて合否で決めるもの
- 学校推薦型選抜:高校の成績を重視したもの
- 総合型選抜:志望理由をはじめ、やる気、思考力、人柄を重要とする方法
国立大学の大学共通テストの受験科目は、5教科7科目以上が基本、公立大学の場合は、大学・学部による違いがあるため、受験する大学ごとに詳しく調べる必要があります。各大学で受験科目が変わるため、目指す大学の教科を学んでおくことが大事です。
自分診断で強みを見つけて大学進路の判断軸をもつ

あなたはどのタイプになりましたか?自己診断で迷子から一歩進めます。次に自分の強みを考えてみましょう。
強みは続けたことから見つかる
- 1年以上続いたことはある?
- 嫌だったけどやめなかったことは?
- 周りによくやっている、すごいねと言われたことは?
上記に3つの質問をYESまたはNOで答えたら理由を考えます。上手い下手は関係なし。
- 英会話を続けていたらリスニングが自然に聞けるようになった
- サッカーは仲間がいたから続けられた
- バイトしていて接客が嫌ではなった
得意だけでなく継続から生まれる行動があなたにもありませんか?続けてきた経験が、自分の強みを作ります。
自分の強みがわからないときは、これまで「続けてきたこと」を振り返ってみましょう。例えば、身近にサッカーを10年続けてきた男子高校生がいたとします。仲間に支えながら厳しい練習や挫折を乗り越えてきました。この経験で得た「忍耐力」や「チームワーク」は、一石一丁では身につかない立派な才能といえます。「自分は一人で黙々と取り組むより、チームで戦うほうが輝ける」と気づくことが、納得感のある選択につながります。
大学進路の決め方|具体化な行動ステップ

気になる大学・学科を調べる
自分の好きな分野を見つけたら、次はその分野について学べる学校を探します。まずは、5校以上ピックアップして比較できるように多く候補を挙げましょう。今はスマホでも調べられるので情報が簡単に見られます。同じ学科でも大学が違うとカリキュラムや教授の得意分野で内容が違うこともあるので最初はたくさん候補を挙げることをお勧めします。
大学に資料を請求する
次に、気になる大学の情報収集です。高校にも進路関連の資料が置いてあり、自分の高校の進路指導情報を確認したり、大学の資料を請求してパンプレットを見ましょう。オープンキャンパスに行って大学の雰囲気、授業する場所、在校生を見て感じるとさらに大学へ行くイメージが湧きます。ぜひたくさんオープンキャンパスへ行って体験してみて下さい。
オープンキャンパスに行く
オープンキャンパスの魅力は、現場を見て感じられることです。自分の目で見ることが一番心を動かし、決定打になります。行ってみるとHPやパンフレットにはない様子を見られるため、一回だけなく何回も足を運んでみましょう。
志望校を絞る4つのポイント

授業内容や講師の専門分野を調べる
自分の興味・関心のある専門分野を学ぶためには、大学の授業内容といったカリキュラム、実践型や講義メインのタイプもあります。大学4年間で受ける授業がどんなものを自分の目で見ましょう。講師、教授の専門分野を把握しておくことも大事。同じ学科でも専門分野が違う教授は、授業内容が思っている内容と異なりますので、ぜひチェックして下さい。
卒業後の進路実績を調べる
大学の候補を挙げたら、卒業後の就職先や就職率を見ると、自分が就職する時の参考材料になります。大学によって卒業後の進路先が変わるので、候補の大学全ての情報を調べましょう。自分の興味がある分野で活躍する大学を選べます。
キャンパスの場所・周辺の環境や設備を確認する
オープンキャンパスへ行った際には必ず確認したい点。自分が行くことで周囲の様子がリアルにわかります。自宅から通うのか、一人暮らしで通うのかで状況は変わりますが、大学のある場所で生活する自分をイメージできます。特に周囲の環境は、夜でも安全か、移動の負担はないかといったネガティブな要素がどれだけあるか知ることが重要です。
決まらない場合は、偏差値で候補を絞る考え方
学科は決めたけど大学が決まらない悩みには、判断基準の一つとして偏差値を考えます。自分の学力より難易度が高い場合は、勉強を必死にやることはもちろん、複数校受験するといった対策が有効。成績や学力、テスト結果で進路が大きく変わるため計画を立てて臨みましょう。
親や学校との意見が合わないときの対処法

親と学校が反対する理由を知る
親が大学選びで反対する一番の理由は、費用です。大学4年間でかかる費用は少なくても500万以上。それ以外に大学に行くことで購入するパソコン、用品もあります。経済的な理由で教育ローンや奨学金で賄ってもらうこともあるため、親にとって一番の不安要素です。学校は、大学合格という結果を求めます。そのためにあなたの進路に無理はないか、また高い学力がある生徒なら偏差値の高い大学へ行ってほしいと考えてしまうからです。
親と学校の意見と、自分が譲れない条件を整理する
大学進路を決めるうえで避けられない親子の話し合いで、双方の意見を出すことで大学選びが変わります。つい感情的になってしまう部分ですが、できるだけ冷静にまずは、親の不安や意見を最後まで聞きましょう。それから自分が希望する大学について伝えてみてください。自分が選択する大学へ行く目的、将来なりたいものを丁寧に話してそのうえで親の意見に歩み寄れるか話合いをしましょう。
親の不安を解消する行動と話し合いをする
親との話し合いで聞いた不安は費用なのか、将来希望する仕事なのか、親の不安であがるこのこの2点です。費用なら奨学金が利用できるのか、将来の仕事に対して何が懸念されるのか、自分なりに情報収集を集め、先輩や先生のアドバイスを聞きながら、不安を解消する方法を探しましょう。
大学進路で迷ったら、自分が納得できる選択をしよう
行きたい大学の候補を明確にするには、大学へ行く目的を将来の職業から逆算し、希望する大学の下調べをしてから親と条件のすり合わせをすることです。ただなんとなくで決定すると、入学した後にこんなはずじゃなかったということになるでしょう。自分にとってその時最善と思う大学選びをして満足のいく進路選びをして下さい。
まとめ
後悔しない選択は「自分が納得する」ことができるか。大学進路の決め手は、自分が納得できる決断かで決まります。自分のやりたいとがわからない状態から、自分を深掘りし、大学を調べて、先生や親と相談しながら進路決定へ進みます。その間に自分が満足できる意思決定が、大学選びの後悔しない選択となり、楽しい大学生活が送れることとなるでしょう。高校生のみなさん、自分の納得がいく選択ができるように今から一つずつ取り掛かりましょう。応援しています!

コメント