鳥と暮らす

初めましてmeguriです。
近頃、小鳥と暮らす生活をSNSで見かけることが増えてきました。そのきっかけにコロナの影響でしょうか。


わたし自身、幼少のころからニワトリセキセイインコ文鳥と色んな鳥さんと一緒に暮らし、現在は文鳥2羽を飼っています。
20年以上鳥と暮らすわたしから鳥さんの魅力、飼育環境の過去から現在のこと、体験談を綴りと思います。

鳥さんを好きになる人がふえること、さらに鳥さんとの暮らしが充実するきっかけとなったらうれしいです🐔🐧🐦

ニワトリと暮らす

わたしが幼稚園へ通うころ、最初に我が家に迎えたのはニワトリ。
2羽いて、そのなかの烏骨鶏は羽根がふわふわの白色で顔から足元の皮膚・内臓も暗紫色したおとなしいめんどりちゃんでした。

もう1羽はチャボ。同じくメスでうすい茶色のニワトリさん。
ムチっとしたボディでよく父が美味しそうと言っていました笑
当時はペット飼育というより卵を産んでもらう家畜として我が家に来た子たちでした。特に烏骨鶏の卵は栄養価が高く値も高い、今現在飼っていたらこの卵高騰のなか神様のような存在です!

子どもだったわたしは、小さな庭の端にあるニワトリ小屋に毎日いって、遊んでもらうのが日課。
当時住んでいた家の並びは、3軒あるだけで田んぼが多いのどかな環境。
鳴き声はメスということもあり、朝になるとコケコッコーとチャボが鳴いていましたが、オスに比べたらかわいいものでした。とはいえ、昔だから飼えたのだなあと感じます。
今は住宅街になったこともあり、鳴き声でご近所さまとのトラブルになりかねません・・・

ニワトリたちと暮らしていると愛情もわいてかわいさも増して見えます。
ニワトリたちも人間になついてきて、よく部屋の中へ上がってきましたよ。庭に面した窓を開けておくと、お邪魔しますと言わんばかりにあがってくることがよくありました。
今思うと、餌ちょうだい🐔と部屋へ来ていたのかな。なかなか積極的な子たちでそれがまたかわいくて大好きでした。

ニワトリの環境

  • ニワトリ小屋・・・父手作りのビニール亀工金網をつけて風通しよい木製の小屋
  • 小屋サイズ ・・・横50cm×縦70cm×高さ90cm
  • 食事    ・・・穀物類の粉末を主食として人の残飯や野菜の余り
  • 食事の回数 ・・・朝と夕方に餌の交換
  • 運動    ・・・10坪くらいの庭で朝または夕方開放して自由に活動
  • 気温    ・・・夏はおおよそ最大30℃ 冬が最低5℃前後くらい

ニワトリと暮らしてよかったこと

ニワトリは懐く!いつもお世話する相手のことを覚えています。
見慣れた人が近寄っても逃げません。とはいえ追いかけたり、攻撃されそうと感じたら大きな羽をはばたかせて走って逃げていきます🐓🐓

わが家にいた烏骨鶏は、庭に面していた窓があいていたら入ってきて家の中をウロウロ。当時小学生のわたしは学校が終わったあとに自宅で友だちと遊んでいたところ、おかまいなく上がってくることに友だちがおどろいたり、よろこんでいました笑
慣れるとどんどん近寄ってくる愛嬌ある子たちです。ニワトリは動きもゆったり穏やかで温厚な子が多い印象です。

ニワトリ生活でいちばんの魅力は、やっぱり卵を産んでもらえること。
毎日朝、卵あるかな?と見に行くのが日課でした。産んだ卵は温もりが残っていてほんのりあたたか。ありがたくお料理して美味しくいただいていました🍳
チャボも烏骨鶏も週に1、2回程度の卵を産んでくれて新鮮な卵が手に入れることができて家庭養鶏場として頼もしい存在でした!ありがとうニワトリ様🐔

一般的なニワトリは毎日卵を産むイメージがありますが、烏骨鶏、チャボは産む卵の数は少ない。
特に烏骨鶏は卵の栄養素が高くて人気。葉酸は通常の約4倍というから女性にうれしい限りで、売っている卵としては高級品です。そんなありがたい卵を家庭でいただけて子どもの頃のわたしはちっとも価値がわかっていなかったな。

このようにニワトリと暮らす生活は、飼っている子たちへの愛情が湧くこと、庭の雑草を食べてくれること、人が料理する際にあまった野菜の切れ端などをニワトリの食事にすることができる、そのニワトリが産む卵をいただけること、人との生活にとても馴染みやすく愛情を深く感じる存在です。
住宅環境によっては、一昔前より身近に飼うことはむずかしいとは思いますが、一緒に暮らすと感じることの魅力をたくさん持ち合わせているので、飼ってみたいなと思っている方の参考意見となったらうれしいです。

気をつけること⚠️

ニワトリたちは、庭へ放し飼いにしていても庭以外の場所へ出てしまうことは基本なく決められた中で過ごしてくれます。
ただ外に出ないから安心ではなく、わたしがこの子たちと暮らしていたころは野良猫や犬を外で見かけることがあり、狙われたりオモチャにしようと追いかけてくる場合がありました。

庭で過ごすニワトリをずっと見守っているわけではないので外敵に襲われる可能性があること。野生の猫や犬、カラスにも気をつけること。あと人間にも注意が必要です。悪意ある人が攻撃したり、盗んでいく可能性も考えられます⚠️

飼っていたころ、庭が丸見えな家ではありませんでしたが、隣地は田んぼなので、庭の様子が見える部分もあり姿が見えることもあったかと思います。特に今のご時世、盗難やイタズラにも警戒しなければなりません🔍

うちにいたチャボは飼い始めて3年くらいに、日中留守のあいだに犬か猫か別の生き物かにやられてしまいました。羽がたくさん庭に落ちていたため追いかけられて逃げ回った様子だと母親が話してくれました。
もう一羽の烏骨鶏は無事でいてくれて不幸中の幸いと少しだけホッとしたけれど、いつも2羽でいることが当たり前だったのでとてもさみしかった。

一羽だけ残った烏骨鶏はその後も変わりなく過ごしていました。が、2年ほど経ったくらいに、昼間のあいだに忽然と姿を消してしまいました。当時、共働きのわが家は昼間の誰もいない間に盗難目的でもっていってしまったのだろう、と母が言っていて実際のところ、誰もみていない間のことで今もわからないまま。
チャボの件があってからは不在時の放し飼いはせず、小屋に入っていたはずなのに、トラブルが発生してしました。悪意ある人の可能性が大きいようです。

家庭でニワトリと暮らす場合に起こり得るケース。自分が子どものころより、今現在は防犯についてより慎重に考えて対処したほうがいいです。
見守り役としてペットカメラを設置して、不在時でも確認できること。小屋に施錠しておくことが取り入れやすい方法です。そして何より人が身近にいる環境であることが1番の防犯対策になります。

暑さ寒さ対策

わたしが暮らすところは冬に雪が降らない温暖な気候。ニワトリと暮らしていたころは、真冬に時々氷がはるくらいの寒さがMAXで、寒さが厳しい日はニワトリ小屋にビニールシートをかけて対策していました。対策はシートのみでしたが、毎年冬を乗り切ることができていました。

寒冷地域での対策もやはり外気が入らないようビニールハウスのような形にしたり、藁を集めて保温しやすい環境にするようです。注意点は換気が不十分になり気温だけでなく湿度にも注意して、空気の入れ替えが必要になります。

逆に夏はどうかというと、飼っていた当時の真夏の最高気温は30度少し超えることが稀にあったか、といった程度。ニワトリ小屋周辺は日陰で植栽があったため日差しを遮ることができました。朝晩に散水して暑さを軽減したり、隣地が田んぼのため風が抜けて日陰は涼しい場所でした。

これは当時の気温だから対処できたことですが、昨今の真夏の気温を考えるともっと本格的な暑さ対策をしないと暑さに弱いニワトリは生きていくことがむずかしいと思います。
家庭でできる暑さ対策は、小屋の温度上昇を抑えるために風通りをよくする場所にすること。日差しが入らないよう日陰にすること。場所や小屋のサイズにもよりますが、サンシェードや簾を使うことも効果的です。

水を撒いて気温を下げたり、送風機で風を送り涼しくすることができたら言うことなしです。

それぞれの季節の対策、ひと昔前の内容もあるので、今にあった形で快適にしてください✨

まとめ

ニワトリとの暮らし、自分の体験を綴りました。現在の様子と違うものがあるかもしれません。過去と今を比較したり、より良い環境で過ごすことができるヒントとなってくれたらいいなと思っています。

またほかの鳥さんとの暮らしを次回に綴りたいと思います。

拙いお話を読んでくださりありがとうございました!

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